私が妊活サポートをしたい理由。【第1章】

Nilufa代表水口です。
6月3日よりスタートしました10周年キャンペーンですが、いつものポンコツを発揮してホットペッパービューティーでのトップページ特集告知が7月になってしまいました\(^o^)/笑

というわけで気持ちを切り替えて7月末までセット販売はゆるゆると続けていきたいと思います!

また、『日頃の感謝を伝えたい』と言いつつキャンペーンの販売だけ開催していることに自分でモヤモヤしてきて、10日よりモリンガクッキーはおひとり様1回ずつご来店された方全員プレゼントに変更しております!こちらも来月も続けます♪

万が一もらってないという方は(何名かお渡ししそびれた心当たりが‥笑)次回ご来店時に遠慮なくお伝え下さい(>人<;)

私が妊活サポートをしたい理由 第1章

さてさて、今日の本題に入ります。
タイトル通り、私が妊活サポートをしたい理由についてお話ししたいと思いますが、本当はこのことはもう2年位書きたいと思いながら書けずにいました。

書けずにいたのは決めかねていたことがあったからなのですが、ようやく最近覚悟ができて今年こそ絶対に書きたいと思っていたのと、予期せぬ事態に直面して、今書きたい気持ちになってきました。

いくつかある理由の中には、センシティブな話があるので、そちらについてはメンバー限定記事として第2章に続けたいと思います。

書く気力が必要だったのはそのお話だったので、先に結論の第3章をアップして、それからゆっくり第2章を書きたいなと。

気になる方はぜひメンバーに・・・というより、お会いした時に直接聞いてもらえたらお話しします(^-^)

目次

理由1:『生命の誕生』に関われるのが嬉しいから

1番目は無事妊娠・出産のご報告をいただくと、シンプルに嬉しくて幸せな気持ちになるから。

社会人1年目から精神科のクリニックで心理士として働かせていただいて、それはもちろん自分が高校生から目指してきた念願の仕事ではありましたが、死にたいという言葉を毎日聞くのは正直しんどいところもあり。

それと比べてサロンワークは私にとって本当に生き甲斐を感じるなぁと思ってます。

どんな方にお越しいただいても嬉しいけれど、妊活中に体に良いことをしたいと考えて当店を見つけてお越しいただいて、無事ご妊娠された後もモリンガ蒸しでご継続、さらにご出産後も実際に赤ちゃんと一緒にお越しいただいたり、お子さんの写真を見せていただくだけでなんかもう・・尊い。

ご出産報告はもちろん強制ではないのですが、全私が泣いて喜ぶので思い出していただいた時はどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

全国に妊活サポートの輪を拡げたい

2020年の国勢調査では、5年前と比べて人口が約87万人も減少していました。このスピードはざっくりいうと太平洋戦争中と同等だそうです。
単純に出生数が減少しているだけでなく、たくさんの方が亡くなる社会です。

そちらを変えていかねばならぬというのは重々承知の上ですが、皆さんが健康で元気な赤ちゃんを産めるお手伝いをして、少しでも少子化対策に貢献できたらと。

今年は一般社団法人日本モリンガ蒸し協会の活動の一環として、全国のセラピスト会員様向けに不妊勉強会を開催して、その輪を広げています。

みんなで一丸となって、妊活で悩む方を一人でも多く支えていきたいなと思っています(*^^*)

理由2:私が子供を産むことはとても難しいことだから

おいおい、ヘヴィ過ぎるだろ・・・とツッコミ大歓迎です笑
何年も悩んできたことですが、全体公開で言える範囲でお話しします。

私も本当は、子供が欲しかった。

ずっと自分で気持ちに蓋をしてきたので、ようやく言えたという感じがします。

母と同年代のお客様に何気なく

「子供は?」「早く作った方が良いわよ」

って言われた時に、

「いつかは‥でも今は仕事が生き甲斐なので!」

と言って笑ってやり過ごしていたのですが、昔はちょっと胸を痛めていた時期がありました。
私も人並みに、愛する人の子供を欲しいと思っていた時期がありました。


20代の内に結婚して、でも仕事もずっとやりたいから、数年でスタッフを育てて産休に入って、すぐにまた働けたら良いな。

何度も産休に入るのは個人事業主だと大変だと思うから、サクッと双子を産みたいな♪
できれば男の子と女の子の双子がいいな・・・

20代後半の私は頭がお花畑というか・・
周りの友人達も結婚しサクサク妊娠出産していたから、私の母親も望んでいたし、それを目指すのが当たり前だと思わされていたのもあるのかなと思います。

現実は甘くなかった。

これは先日の10周年の振り返りでも書きましたが、ほんとに考えが甘くて、現実はとっても厳しかったです笑

そもそもお金のことをちゃんと考えようとしない大馬鹿者だったので、人をたくさん雇いながら自分がいなくても子育てと生活費が捻出できる程の売り上げは到底無理でしたし、
高校2年生から大学院修了までの奨学金も自分で払ってるので、それを含めるとなかなか痺れる借金の額(その辺のお話は過去のメンバー限定記事で笑)。

だから最初は、私が働き続けないといけないからという経済的な理由で“子供のことはまだ考えてはいけない・考えられない”と思っていました。

お金よりも重大な問題

年を重ね、2018年。妊活のことを真剣に学び始めた頃、私は32歳でした。
お花畑の人生プランではとっくに双子を産んで仕事復帰している頃笑。

その年は事件もあって妊活どころじゃなかったのもありますが、サロンで妊活サポートを続けていく中で、30代後半〜40代半ばで無事妊娠出産をされるお客様達に出会って、今は体質改善だけ気を付けて、いざとなったら不妊治療をすれば良いか、なんて考えていました。

そう思っていた矢先、忘れていた事実に直面することとなります。

私の既往歴の話

最近サロンに通い始めていただいたお客様もいらっしゃるので何度でもお伝えしますが、私は18歳の時に、生理痛緩和のために服用していた低容量ピルの副作用で血栓が頭で詰まって脳卒中(脳出血)の痙攣発作を起こし入院しました。
この動画はその時のことを話しているので、良かったら聞いてみて下さい。

そもそも血栓症を発症する割合は年間1万人に1〜5人程度で、低容量ピルを服用している場合でも1万人に対し3〜9人程度と僅かにリスクが上がる程度、研究によっては35歳以下の非喫煙者ではそのリスクはほとんど上がらない、とは言われていますが、

そんな中基礎疾患のない、もちろんタバコも吸わない、標準体型の18歳女子が血栓症になってさらにそれが頭で詰まるって、どれだけできやすい体質なんでしょうかね?

忘れた頃にやってきた

そんな訳で、退院直後には主治医に「箱入り娘のお嬢様のように生活して下さい」と言われていたものの(痙攣発作が再発しないように)、逆にそれがきっかけで遅れてきた反抗期のようにダメと言われたことはすべてやった20代前半でした笑

それでも普通に元気に過ごしていて、サロンを始めた26歳からはすっかり真面目に健康を見直し過ごしてきたのですが、2年前に自転車の自損事故をやってしまいまして。

病院に行った際、左足で踏ん張れなくてグシャッと倒れたことを伝えると、“加齢によって左半身の感覚麻痺が進行している可能性がある”と言われまして(脳卒中の場所は左半身の運動領域です)。

確かに最近も特に左足は意識しないと上がらなくてよく平坦な道で躓いておりまして、左足の靴はすぐボロボロになります笑
あと、本当に細かい話ですが左手の小指が言うことを聞いてくれなくてちょっと困る。

日常生活や運動をするのが一番のリハビリになると言われているので、それに関してはもう付き合っていくしかないと割り切ってはいるのですが、やっぱり脳卒中の再発はめちゃくちゃ怖いのです。

痙攣発作で意識を失うまでの時間は一生忘れられないし、たまたま椅子に座っていて頭を打たなかったのも奇跡で、次に再発したら奇跡は2度は起こらないと思うんですよね。

妊娠と脳卒中のリスク

ここでようやく疑問に思いました。ピルはなぜ血栓症のリスクを高めるのかと。

原因はエストロゲンでした。エストロゲンは血液を固める作用を促進させるそうです。だから血栓症のリスクが高まるのですね。

そもそもピルは妊娠している状態に近いホルモンバランスにさせることで避妊効果が認められている薬、ということは、妊娠すると血栓症のリスクはさらに高まるのでは?と初めて考えが至りました。

改めて調べてみると、ピルの血栓症の安全性を記載する記事には、必ずと言って良いほど「妊娠中の方がよっぽど血栓症のリスクは高いからピルは安全」という内容で結ばれています。
記載先によって数字はまちまちですが、妊娠出産中に血栓症になるリスクは1万人に50人程とのこと。

妊娠中は大量のエストロゲンが分泌されること、さらに悪阻で寝込んだり、長時間同じ姿勢を取る機会が多いので血液が滞りやすいこともリスクを高める要因のようです。

ピル服用で血栓症を発症するリスクは0.03%程で、妊娠したら0.5%というのは、普通の人が発症する可能性であって、私の場合は一回やっているから血栓症を発症すること自体は不可避だと思います。
もちろんそれが分かっていての妊娠なら対処や予防はできて、最悪の事態は免れるかもしれません。

トレードオフできることとできないこと。

私の気持ちを正直に書いて良いものかずっと悩んできたのは、これを読んだ妊活中のお客様が妊娠してからの生活を不安に思われないかが心配だったからです。

でも、私がここ数年繰り返し学んできてイチオシの『エッセンシャル思考』※の考え方では、“最悪の事態を想定して備える”ことの重要性を説いています。

読んでいただいた皆さんにも、1万人に1人のことが自分に起こる可能性もあることとしてお伝えして、血栓症予防に普段から水分補給を意識したり、運動したり、当店で蒸されたりを心がけてほしいなと笑

※オンラインメンバーの方はぜひこちらをご覧下さい↓

ちなみにエッセンシャル思考の中で私が1番大事にしているのは、トレードオフ
何かを得る時は何かを切り捨てる、またはそれに匹敵する行動をするように心がけています。

私がもし妊娠したら万全の注意を計らいたいから、最低でもサロンは休まないといけないと考えていて、最悪の事態は私の命とトレードオフだと本気で思っています。

今はどちらも手放したくない。
だから今の私には妊活を始めることはできないし、その結果一生産めなくても、もう悔いなく生きよう。
それが悩み抜いた私の結論です。
※その他にも理由があるので、メンバーの方は限定公開の第2章を読んでいただけたら嬉しいです。

だからこそ妊活サポートをしたい。

最近上記の話を聞いてもらった方に、

「子供が欲しいということが叶わないのに妊活サポートをして行くのは辛くならないですか?」

と心配いただいたのですが、それがそんな気持ちになることは全くなかったのでご安心下さい!

不思議な気持ちで・・・それは第3章でもっと詳しく言語化したいのですが、とにかく嬉しいと幸せしかないので、今後も皆さんのお役に立てるように頑張ります(*^^*)

今のタイミングで書きたかった理由。

今年中にこの文章を書きたいと思っていましたが、今年の誕生日を過ぎたらゆっくり書くつもりでした。
しかし冒頭お伝えしたように最近予期せぬ事態があって。

先日、私の友人が今大きな大きな病と闘っていることを打ち明けてくれました。
本当はそろそろ子供が欲しいと思っていたことも。
病が発覚したのもつい最近で、私に落ち着いた様子で話してくれるまでどんなに辛かったかと思うと私も苦しくて。

その時は何も気の利いたことを言えなかったし、私は早く快復するように祈ることしかできないのですが、自分の体のために妊娠出産を諦めなければいけないかもしれないという立場だけは共感できるので、早く書き記しておきたい気持ちになりました。

(ちなみに彼女は治療が落ち着いた後の夢をキラキラとした笑顔で語ってくれたので、あれは絶対に叶う)

やっぱり思うのです。
私の使命は、妊娠出産をゴールとしてサポートすることではなく、ご自身が悔いなく行動でき、幸せな生活を送れるよう心身のサポートをすることだなと。

あなたが元気で笑って過ごせていたら、それだけで私を含め、周りの皆さんも幸せです。

第3章では、私自身がどうやって考えて前向きに過ごしているのかをより詳しくお伝えするので、よかったら続きも読んで下さいね。

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